夕暮れが早くなるこの時期の事故を防ごうと、岩手県雫石町で24日、仮想現実=VRを活用した交通安全教室が行われました。

道の駅「雫石あねっこ」で行われた交通安全教室は、22日から24日までの交通事故抑止活動の集中対策期間に合わせ、県警が開催したものです。
夕暮れが早くなる10月から12月にかけては歩行者が車にはねられ亡くなる事故が増える傾向にあります。
道の駅を訪れた人は、VR空間で横断歩道を渡る体験ができる体験型安全機材「わた郎君」を使って安全に道路を渡る練習をしました。

(体験した人)
「今までにない感覚。あと今流行りのゲーム感覚。若い人に比べて自分が動けると思っても動けない」
(県警交通企画課 岩野公伸 課長補佐)
「一番多いのが夕暮れ時間帯の交通事故の発生が多くなっている。運転者、歩行者いずれもいつも以上に慎重な行動を心がけていただきたい」

岩手県内では雪の予報も出ていて、警察は冬道の運転にも注意を呼び掛けていました。