長野市の神社の本殿など、県内のあわせて8か所・14件の建造物が国の登録有形文化財に登録されることになりました。

善光寺大本願とも古くから縁がある長野市の加茂神社は、本殿や拝殿など3件の建物が登録されます。

慶長4年=1868年に建てられた本殿は、伝統的な屋根が反った建築様式=流造(ながれづくり)で作られていて、龍の彫刻などの華やかな飾りが施されてます。

加茂神社氏子総代 柳澤達雄さん:
「非常に喜んでおります」
「正面のところの彫刻ですね、非常に素晴らしい彫刻がありますので、訪れた際にはぜひご覧いただければいいと思います」

このほか、宮田村(みやだむら)の天竜川にかかる吊り橋=北の城橋(きたのじょうばし)や、江戸時代中期に造られた上田市の前山寺(ぜんさんじ)の本堂など、あわせて14件の登録が決まりました。

県内にある国の登録有形文化財は、これで627件になります。