長野県の南部、南信州特産の干し柿「市田柿(いちだがき)」の出荷が24日から始まりました。

豊丘村のJAみなみ信州の集荷場に持ち込まれたのは、飯田下伊那地域の農家が生産した「市田柿」。

袋詰めされた商品を検査員が一つずつ手に取り、品質や賞味期限、異物が入っていないかなどを確認していきます。

10月下旬に収穫と加工が始まり、出荷量の見込みは2022年を5パーセントほど下回る1,050トン。


降水量が少なかった影響で、やや小玉傾向だといいますが、糖度は十分だということです。

JAみなみ信州 米山直樹さん:
「非常においしい市田柿ができているので、ぜひ多くの皆さんに召し上がっていただければ幸いです」


市田柿は国内のほか、台湾や香港など海外にも輸出されます。