岩手県選挙管理委員会は24日、県内の政治団体が提出した去年1年間の政治資金収支報告書を公表しました。参院選が行われたため、収入、支出とも前の年を上回りました。

県選挙管理委員会によりますと、届け出のある政治団体は1207団体で、このうち64.2%にあたる775団体が報告書を提出しました。
収入総額は前の年から7.5%増えおよそ15億5364万円、支出総額は2.8%増えおよそ9億8865万円でした。
県選管の担当者は収入、支出の総額が増えた要因を去年7月に行われた参院選の活動費に充てられたためとみています。
政党の県組織の収入は自民党が最も多くおよそ4億1106万円、次いで共産党がおよそ3億5208万円でした。立憲民主党はおよそ1億5000万円でした。