家庭で消費するモノやサービスの値動きをみる10月の全国の消費者物価指数は去年より2.9%上昇しました。伸び率は先月よりも0.1ポイント上がり、4か月ぶりに拡大しました。
物価の変動を示す10月の全国の消費者物価指数は天候の影響を受ける生鮮食品を除いた総合指数が106.4となり、去年10月より2.9%上昇しました。
今年1月から始まった政府による電気や都市ガスの補助が10月請求分から半額となったことなどが影響し、伸び率は前の月より0.1ポイント上がって、4か月ぶりに拡大しました。
依然として食品の値上がりが顕著で、生鮮食品を除く食料は7.6%上昇するなど高止まりしています。具体的には、▼牛乳が19.8%、▼調理カレーが16.4%、▼食パンが7.9%上昇しました。
また、外国人観光客によるインバウンド効果などで、▼宿泊料が42.6%上昇したほか、▼台所用洗剤が19.1%、▼携帯電話通信料が10.9%上昇しました。
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