7月16日(日本時間)に開幕を迎える世界陸上オレゴンに向けて男女のリレーメンバーが2日、都内で練習を公開した。過去2大会連続でメダルを獲得している男子4×100ⅿリレーはサニブラウン・A・ハキーム(23)が不在の中、5人が顔を揃えた。

男子4×100ⅿリレーで日本は2017年のロンドン大会、多田修平、飯塚翔太、桐生祥秀、藤光謙司のメンバーで挑み、史上初の銅メダルを獲得。2019年ドーハ大会でも多田修平、白石黄良々、桐生祥秀、サニブラウンの布陣で2大会連続のメダルを獲得している。

3大会連続のメダル獲得を目指す“新生リレー侍”候補はサニブラウン、坂井隆一郎(24)、上山紘輝(23)、小池祐貴(27)、栁田大輝(18)、鈴木涼太(23)の6人。サニブラウンと小池を除く4人が初出場となる。この日は、アメリカで調整中のサニブラウンを除く5人が集まり、最年長27歳の小池からバトンパスを教わるなど和気あいあいとした雰囲気の練習となった。


小池選手(左)坂井選手(右)

小池は「ガラリとメンバーが変わって、若いなって思いながら一歩、ひいて見ています。僕が下の世代でいることが多かったので今、一番上になってまだ27歳なんですけど、年くったなって感じています」と“新生リレー侍”について語った。最年少18歳の栁田は「自分はまだ10代なので若さゆえの勢いだとか、いけいけどんどんな雰囲気でチームを明るくできれば良いなと思ってます。本番で選ばれれば、自分の持っている力を最大限に発揮してメダルを取れるように頑張りたい」と話した。

注目の走順について、日本陸連の土江寛裕ディレクター(48)は「ハキームが中心になるのでハキームをどう使うか、2走ってことを考えてます。パリ五輪に向けて個人でファイナルに残るメンバーが4人揃ってリレーを組もうと考えてます。パリ五輪に向けたシミュレーションをしなくちゃいけない、世界陸上でチャレンジしなくちゃいけない」とサニブラウンの起用について語った。

また髙平慎士コーチ(37)は「各選手、順調に仕上がっている。(1走について)これまでの日本代表も素晴らしいスタートを切るタイプが多い戦術でいってるのは間違いない事実ですので坂井選手がそのパートを務めることは、可能性としては十分ある選手ですか」と説明した。

1走が有力視される坂井は「日本のリレーは注目されているのでメダル獲得に貢献したい。1走は注目される部分でもあるので、自分の武器であるスタートから中盤が世界でも通用できるような1走になれればいいなと考えてます」と意気込んだ。


【世界陸上オレゴン男子4×100mリレー競技日程 ※日本時間】
予選 7月23日 10時05分
決勝 7月24日 11時50分