韓国軍は北朝鮮がきのう夜に日本海に向けて弾道ミサイルを発射したものの、失敗したとみられると発表しました。

韓国軍の合同参謀本部は、北朝鮮がきのう午後11時5分ごろ、首都平壌近郊の順安付近から日本海に向け、弾道ミサイルを発射したものの、失敗したとみられると発表しました。

北朝鮮は21日の夜に、「偵察衛星」を発射。

韓国政府は対抗措置として、軍事境界線付近に飛行禁止区域の設定などを定めた南北軍事合意の一部効力を停止しました。

これに対し、北朝鮮国防省はきょう、朝鮮中央通信を通じて声明を出し、陸・海・空の全てで「衝突を防止するために講じていた軍事的措置を撤回する」と明らかにしました。

南北の間で取り返しのつかない事態が起きた場合、韓国が「責任を取ることになる」としています。