大分市の佐賀関港の海底で見つかった爆発物らしきものを海上自衛隊が22日回収し、危険性がないことがわかりました。

21日午前9時20分ごろ佐賀関港からおよそ400メートル沖合で潜水作業をしていたダイバーが、水深12メートルの海底で、爆発物らしきものを2つ発見しました。見つかったのはいずれも長さおよそ40センチ、直径およそ20センチの鉄製のかたまりです。

洗浄後の砲弾

(付近の人)「爆弾だったら怖い。爆発するかもしれないし早く撤去してもらった方がいい」

一夜明けた22日朝、海上自衛隊が調査を行い、およそ3時間後に鉄の塊を引き上げ回収しました。海上自衛隊によりますと、見つかったのはいずれも不発弾の可能性がありますが信管がなく、爆発の危険性はないということです。