長野県の消防学校で模擬家屋を実際に燃やして火災の原因を調査する実習が行われました。

長野市の県消防学校で行われた実習には、県内13の消防本部から集まった研修生35人が参加しました。


実習は火災の調査に必要な専門的な知識や技能を習得してもらおうという研修の一環で、およそ10平方メートルの民家を想定した模擬家屋を燃やします。


消火活動が行われた後は研修生が出火した箇所や原因の究明などを行い、調査書類を作成するということです。

県消防学校によりますと火災原因の究明は同じ種類の火災の防止や被害の減少などに役立てるため重要な任務だということです。