若者の間で大麻などの薬物汚染が広がるなか、今度は福岡県の大学に通う21歳の男が逮捕されました。薬物事件で過去に逮捕され、いまは依存症への理解を深めるための啓発活動を行う俳優の高知東生さんと考えます。

相次ぐ大学生逮捕 広がる“大麻”

大麻に手を染める若者が後を絶ちません。

11月20日、福岡大学に通う21歳の男が逮捕されました。10月、自宅で大麻を含む植物片およそ0.7グラムを所持した疑いが持たれています。

いま、逮捕が相次いでいるのが大学生です。

逮捕者が出た大学の学生
「『うちの大学もか』という思いで、率直に残念」
「身近に急に迫っているなという実感で少し怖い」

一方、茨城県内では今年に入り、大麻に含まれる化学物質入りとみられるクッキーを食べた20代の数人が、体の震えや吐き気などを訴え病院に運ばれたということです。

いわゆる“大麻グミ”の健康被害も。

街で大麻について若者に聞くと…

20代
「覚醒剤よりも大麻の方が手を出しやすいみたいな雰囲気というか」
「海外とかでも吸われているので、ちょっとは興味ある」

大麻をめぐる問題に私たちはどのように向き合えばいいのでしょうか。