老朽化で解体される長野市中心市街地の複合施設・「もんぜんぷら座」について、市は子育てや市民活動の機能を近隣に移し、跡地には観光や情報発信、商業の拠点を整備する素案を示しました。
長野市中心部にある市の複合施設「もんぜんぷら座」。

1976年にダイエー長野店として建てられたものを、20年前に市が買い取り、活用してきましたが、老朽化に伴って2031年度から解体される予定です。
周辺の住民や学識経験者でつくる市の検討部会で20日、現在入る「子育て支援」や「生涯学習支援」などの施設や機能の移転先や跡地の利用についての素案が示されました。
素案では「子育て支援」や「市民活動の交流支援」に関する機能は、建物の北側に整備する複合施設に。

「生涯学習支援」は、北東側のTOiGOの生涯学習センターに移すことを検討します。
また「もんぜんぷら座」解体後の敷地には、市民アンケートの結果などから長野の食や文化などの観光や情報を発信する民間の力を活用した拠点の整備を検討しています。
検討部会では素案について審議を重ねた上で、年度内の答申を目指します。














