今月1日、宮崎市で軽乗用車が高速道路を逆走、その姿をドライブレコーダーが捉えていました。
逆走車に遭遇した女性が恐怖の瞬間を語りました。
こちらは、今月1日午前8時20分ごろ、宮崎自動車道で撮影された映像。
高速道路の追い越し車線を進んでいると・・・


軽乗用車がまさかの逆走。
運転手はとっさに車線変更し、事故を免れました。
(逆走車に遭遇した女性)
「やばいっていうかもう驚き、『えっ』って、なんでここに車がいるのって感じで避けなきゃって感じで避けました」

軽乗用車の逆走は、宮崎インターチェンジの料金所を過ぎ、一ツ葉有料道路方面へ向かう道で遭遇。
車には高齢者マークがついていたということです。

(逆走車に遭遇した女性)
「正面からこの青い車がきたのでとっさによけたんですけど、後ろからもトラックが来てる状況だったので、一歩間違えれば危なかったなって。全然迷わずに来ているというか、自分が逆走していると気づいてないようなスピードと、全然よけようとしない感じだったので、多分気づいてないんじゃないかな」


高速道路の逆走は、出入口の標識の見落としや、降りたいインターチェンジを通り過ぎてしまうことが主な原因で、警察によりますと、県内では去年、5件の逆走を確認。今年も9月末までにすでに5件発生しています。


警察では、もし自分が運転する車が逆走していると気づいた場合は、非常駐車帯や安全な場所に車を避難させてから、110番通報するよう呼びかけています。
(宮崎県警本部交通企画課 小森 誠 警部)
「止まっている車両に気づかず、通行車両が衝突事故を起こしてしまうことがある。全国ではそれで亡くなっている事例もあるので、通報して警察官がくるまでの間は外で待つ、安全な所で待つということが大事です」


高速道路で入口を間違えたり、目的のインターチェンジを通り過ぎてしまったりした場合は、絶対にUターンはしないようにと警察などは呼びかけています。