今月(11月)10日から南米などを訪問していた香川県の池田知事が帰国し、きょう(20日)会見を開きました。同行した県議会議長も取材に応じ、同行する議員の数は多いほうがよいという考えを示しました。

南米などの訪問を終え、きのう(19日)帰国した池田知事が成果について報告しました。

香川県の南米・北米訪問団は11月10日から9日間の日程で、パラグアイの香川県人会創立50周年記念式典や、

ブラジル香川県人移住110周年記念式典などに出席しました。

(池田豊人香川県知事)「先人の方が築いてきた交流の絆をよりいっそう深めることができたのではないかなと。バトンを引き継げたということは一つ大きな成果であると」

一方で海外訪問団派遣をめぐっては、当初は同行する8人の議員だけで経費が2100万円以上かかる計画だったことから、県民から見直しを求める声が上がっていました。

結局議員4人が辞退するなどしたため、経費は700万円余りまで減りましたが、支出に見合った成果があるかが問われていました。

(香川県議会 新田耕造議長)「いろんな成果があったというふうに思っていまして、これを県に影響というか、なんとか関係を作って県の発展につなげたい」
ただ、新田議長は同行する議員の数は多い方がよかったとの考えを示しました。

(香川県議会 新田耕造議長)「もっと多ければよかったなと。8人のほうがよかった?そりゃそうですね、経費が倍額になっても8人のほうがよかった?そりゃそうですね。それだけチャンネルが増えるわけですから」

香川県議会は1か月以内をめどに、参加した議員の意見を反映した報告書をまとめることにしています。