「まさか自分がなるなんて」小学5年の冬に判明した『1型糖尿病』

優雅な音楽に合わせて銀盤を舞う八戸FSCの堀野伊織選手。14歳のフィギュアスケーターです。11月17日に開幕したジュニアクラスの日本一を決める全日本ジュニアへ初めて出場しました。出場前の取材に堀野選手は…。

八戸FSC・堀野伊織選手
「緊張もあるしわくわくもある。楽しみです」

堀野選手がスケートを始めたのは3歳の時。憧れの存在はオリンピックに3大会出場した高橋大輔選手でフィギュアの楽しさを教わりました。

堀野選手はピアノも習っていて、フェギュアでは欠かせない音感やリズムの取り方も育んできました。自分が一番輝ける場所はアイスの上―。そう思って競技に打ち込んでいた小学5年の冬にある事実が判明しました。

八戸FSC・堀野伊織選手
「1型糖尿病です。知っていた病気ではあったけど、まさか自分がなるなんて思っていなくてショックでした」

1型糖尿病は血糖値を下げるインスリンを体内で十分につくれない病気で、若年層での発症が多く原因は不明とされています。その堀野選手の背中を押してくれたのが…。