中国電力の発表によりますと、上期の売上高は約8415億円で前年と比べ約917億円の増収。

去年、過去最大の560億円の赤字だった純利益は約1790億円増え、過去最高の約1230億円の黒字となりました。
電気料金の値上げや燃料価格の低下などが要因としています。

一方で、今年度通期の業績予想については売上高1兆6460億円に下方修正し純利益は1090億円の黒字と見込んでいます。

中国電力では「中東情勢などで燃料価格は見通しが難しく当面の間、電気料金の値下げは考えていない」としていました。

この決算をめぐって、丸山知事は今月8日の記者会見で…

島根県 丸山達也 知事
「電気料金をもらっている人たちは大黒字で、そのバックにいる国民は窮乏にあえいでいるというのはバランスを欠いている」

丸山知事は、期ずれ等によって大幅な増益になったことは前提としつつ、株主配当も行われることを問題視していました。