1966年、静岡県の旧清水市で一家4人が殺害された、いわゆる「袴田事件」で死刑が確定している袴田巖さんの再審=やり直し裁判の3回目の公判が2023年11月20日、静岡地方裁判所で開かれています。
静岡地裁で開かれている袴田さんの再審は3回目の公判を迎え、20日は事件から1年2か月後に現場のみそタンクから発見された血痕のついた衣類=「5点の衣類」について、検察側が主張を展開しています。
検察側は一貫して、「5点の衣類は袴田さんの犯行着衣であり、事件後にみそタンクに隠されたもの」と主張。
5点の衣類をめぐっては2023年3月、再審開始を決めた東京高等裁判所が「衣類に残る血痕は1年以上味噌に漬かっていたにしては赤すぎる」として、捜査機関によるねつ造の可能性にまで言及していました。
検察側は再審公判で「5点の衣類」に残る血痕について新たに7人の専門家による共同鑑定書などを用意し、血痕に赤みが残る可能性があることを立証する方針です。
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