今江監督:
『頂点』です。本当にこの言葉は、中学校の頃に練習や試合の帽子に書いてる言葉だったんですよ。この言葉には何でもいいから一番になりたいという思いで、この言葉を自分にチョイスしたんですけども。ロッテで日本一なったときは本当に、「日本一」という言葉や景色というのは、日頃の無我夢中で野球に取り組んで、最終的にここにいましたよ、という感覚だったんですよね。

なので日本一、というより普段から、日本一はもちろん意識しますけども、そうじゃなくて、日本一のためにはリーグ優勝、リーグ優勝の前にはまずシーズンでしっかり試合に勝っていく、そのためにはキャンプでしっかり調整していく、そのためには自主トレでっていうこの段階ですよね。
「優勝」「頂点」という言葉、「日本一」もそうですけども、あまり僕口にするのは好きじゃないんですよ。
とにかく日頃から、その時その時を一生懸命やっていって、最終的にそこにもちろん行けたらいいですけども、あんまり先々は読みたくないタイプなので。
一年を戦い抜く覚悟
守屋アナ:
シーズン戦っていく中で、今季・昨季もそうだったと思いますし、どのチームもそうだと思いますけど、波が絶対にあるじゃないですか、良いときと悪いときって。いいときはいいと思うんですけども、悪いときにチームをどう立て直していくか、というところが大事になってくるかと思うんですが、その辺はどういうふうにお考えですか。