宮崎県内では最大の産地、JA尾鈴産のイチゴの初競りが宮崎市でありました。
(田尻怜也記者)
「出荷量、県内1位のJA尾鈴のイチゴがこれから競りにかけられます」
JA尾鈴管内では、現在、38戸の農家があわせておよそ9ヘクタールのハウスでイチゴを生産しています。
20日朝、宮崎市中央卸売市場では、JA尾鈴から出荷されたおよそ80キロのイチゴが初競りにかけられ、このうち、「さがほのか」は最高値が1パック1500円と、去年の初競りを500円上回りました。
(JA尾鈴・いちご部会 今井芳洋 青年部長)
「今年のいちごの味は、例年通り甘くておいしいいちごです。病気が多くて、一時は本当にどうなるかと思っていたんですけど、なんとか初出荷を迎えられて、すごくありがたいと思います。消費者の方ができるだけ食べてもらえるとすごくありがたいです」
JA尾鈴は、イチゴの県内全体の出荷量のうちおよそ45%を占めていて、今年は、去年より20トン多い363トンの出荷を見込んでいます。