高市経済安全保障担当大臣は、保守系議員が参加する勉強会を立ち上げたことに自民党内の一部から批判が出ていることについて、「意味がわからない」などと反論しました。

高市氏は19日、自身のSNS上に「閣議決定した『国家安全保障戦略』に記された理念を掘り下げる事を目的とした議員連盟です」「現職閣僚が担務外の政策を同僚議員と一緒に勉強する事の何が悪いのか、意味が分からん」などと投稿しました。

また、国会の総理指名で1票を投じた以上、内閣支持率が低くても総理を支えるべきとした上で、「岸田総理をお支えするべく、懸命に働いています」と強調しました。

さらに、「本会議場で総理の批判をされた方々に、まるで私が謀反を起こしたかのような発言をしていただきたくはありません」と、自民党の世耕参院幹事長を念頭においたとみられる投稿もしています。

高市氏の勉強会をめぐっては、世耕参院幹事長が先週、「現職閣僚が、こういう形で勉強会を立ち上げるのは、いかがなものかと思っている」と苦言を呈していました。