岡山県倉敷市のグループホームで、職員が利用者を叱責するなどの虐待行為が行われていたことがわかりました。

倉敷市はこの事業者に6か月間の新規利用者受け入れ停止を命じる処分を行いました。

処分を受けたのは倉敷市菰池にあるグループホーム「長楽園」です。

倉敷市によりますと、7月に「利用者が虐待を受けている」との通報があり、市が事業所の監査を行ったところ、

職員が利用者に「遅いんじゃ」などと、強い口調で叱責する音声が防犯カメラに記録されていました。

また十分な検討を行わず、夜間にベッドを柵で囲んで行動を制限するなど、身体的虐待の違反行為を行っていたということです。

倉敷市は「長楽園」に対し、来月(12月)から6か月間、新規利用者の受け入れ停止処分を通知しました。