長野県内でも発生が確認されている「豚熱(ぶたねつ)」など家畜伝染病への理解を深め、適切な対応方法を学ぶ研修会が開かれました。
長野市の農業大学校で行われた研修会には、県や農協などの職員およそ50人が参加しました。
豚やイノシシ特有の家畜伝染病「豚熱」は、強い感染力と高い致死率が特徴で、県内では2019年に宮田村の養豚場などで発生しています。

17日は、体長30センチから1メートルほどのぬいぐるみ型の豚の模型を使って、豚熱が発生したときに感染した豚を移動させる方法や、適切な殺処分の手順を学ぶ実習が行われました。

参加者:
「実際の現場となるとスムーズにいかないと思うし、(豚が)動く、暴れるというところまでシミュレーション出来ていて良かった」
参加者は作業のときに身につける防護服の着脱も体験し、衛生管理の方法について理解を深めていました。














