MLB機構は17日(日本時間)、全米野球記者協会(BBWAA)が選出するリーグMVP(最優秀選手)を発表。ア・リーグは大谷翔平(29)、ナ・リーグはR.アクーニャJr(25、ブレーブス)がMVPを獲得し、両リーグ満票での受賞は史上初の快挙となった。
各リーグとも、全米野球記者協会(BBWAA)在籍の記者30人による投票で決まるMVP。1922年から行われて来たが満票での選出は19回で19人。今回、大谷がメジャー史上初となる2度目の満票でMVPを獲得した。
大谷は打者としての44本塁打をマークし日本人選手初の本塁打王を獲得。投手ではメジャー史上初となる2年連続「ダブル2ケタ」(10勝&10本塁打)の偉業を成し遂げ、投打「二刀流」の活躍で文句なしの受賞。
ナ・リーグのMVPにはR.アクーニャJr(25、ブレーブス)が大谷と共に満票でMVPを獲得した。メジャー史上初の40本塁打と70盗塁という「40・70」を達成。両リーグ満票でのMVPはメジャー史上初めてとなった。