リニア中央新幹線の長野県駅について、駅前広場の利活用や周辺の交通アクセスについて、より具体化するための会議が開かれました。

飯田市で16日に開かれた長野県駅の検討会議には、市と県、それに周辺市町村や交通事業者の担当者などおよそ100人が参加しました。

会議で検討するのは、自動運転を含む新たな交通システムの導入や、交流人口を増やすための施設の建設などで、議論の具体化を目指します。

座長 飯田市 高田修副市長:
「リニアの効果をより広く飯田市から外へ広めていくということはとても大事で、全体が意識を共有して方向を同じくして取り組んでいけるよう努力していきたい」

飯田市が見込む駅周辺整備の総事業費は91億円。

今後は分科会を年に6回、全体の会議は年1、2回開き、情報共有を図ります。