国内の競技人口は200人ほど
「デフサッカー」とはどんなものなのか、改めて見ていきます。
基本は通常のサッカーと同じルールで行われます。選手は11人。試合時間は45分ハーフです。耳の聞こえない選手がプレーしますので、主審は笛のほかにフラッグを使って、試合をさばきます。

また、試合中、選手は補聴器を外すことが義務付けられているので、非常に静かな戦いになるのも特徴です。このためデフサッカーは「音のないサッカー」と呼ばれることもあります。選手たちは、アイコンタクトや手話でコミュニケーションをとって、ゴールを狙います。
日本サッカー協会によりますと、国内の競技人口はおよそ200人。男女ともに日本代表がありまして、4年に1度のワールドカップもあります。このうち男子は、今年開かれたワールドカップで、準優勝という快挙を達成しました。

そして2年後は「東京デフリンピック」が開かれ、サッカーの会場は、Jヴィレッジです。静かな熱い戦いを、ぜひ間近で応援してはいかがでしょうか。















