聴覚に障害がある選手たちのスポーツの祭典・デフリンピックが、2年後に日本で開催されるのを前に、福島県郡山市の聴覚支援学校の生徒たちが、デフサッカーを体験しました。
静まり返ったピッチ上。聞こえてくるのは、ボールを蹴る音と呼吸の音だけです。
郡山市にある県立聴覚支援学校の生徒およそ30人がプレーしているのは、デフサッカーです。

2年後に開催される、東京デフリンピック。このうち、サッカーはJヴィレッジ会場となっています。ルールは通常のサッカーと変わりませんが、耳の不自由な選手がプレーするため、レフェリーはフラッグを使って試合をさばきます。
生徒たちは、手話や指さしで仲間とコミュニケーションをとりながら、プレーをしていました。
参加した生徒「すごく楽しい思い出になった。僕の夢は2025のデフリンピックに出場して世界一をとること」
講師を務めた元デフフットサル日本代表・高橋縁さん「(デフサッカーは)音のない世界で、声では難しいことがある。お互いを見合いパスをしてそこで勝利を決めるところに魅力がある」














