寒い冬に彩を添えます。岩手県一関市でシクラメンの出荷が本格化していて、ハウスの中で夏の猛暑を乗り越え育った花が咲き誇っています。

一関市厳美町の佐藤修司さんのビニールハウスでは、16日現在、色鮮やかなピンク色のシクラメンが咲き誇っています。こちらでは、50種類3000鉢のシクラメンが栽培されていて今年も今月1日に出荷が始まりました。今年は夏の猛暑で生育が遅れたほか、枯れてしまった花が例年より1割多かったということですが、無事に咲いた花は生き生きとしています。

(佐藤 修司さん)
「夏は暑くて咲くかな?と不安になりながら作っていたのですが、どうにかこうにか咲いてくれました」

16日は、午前中からきれいに咲いたシクラメンの鉢を買い求める人でにぎわいました。シクラメンの出荷とビニールハウスでの直売は、来月中旬まで続きます。