「食文化の継承」をテーマに、食について学ぶ岩手県内の大学生たちの意見交換会が15日に盛岡市で開かれました。

この意見交換会は若い世代に食育への意識を高めてもらおうと岩手県食育推進ネットワーク会議が初めて開いたものです。15日は栄養士や家庭科の教諭を目指す岩手大学と県立大学盛岡短期大学部の学生8人が参加しました。会では生活スタイルの変化や少子高齢化によって、これまで受け継がれてきた郷土料理などが伝承されないという課題について意見を交換しました。参加した学生は継承についての新たな取り組みを提案し合いながら、食文化について理解を深めていました。県食育推進ネットワーク会議は今後も意見交換会を行い、食育活動を推進していく方針です。