連日、危険な暑さが続く中、熱中症対策の一つとして今話題となっているのが、手のひらを冷やす「手のひら冷却」。
ただ、これには正しい知識が必要です。


キャスター 小崎純佳
「熱中症対策として、最近SNSでよく目にするのが、手のひらを冷やすということ。果たして効果はあるのでしょうか」

「手のひら冷却」。
熱中症対策の一つとして話題となっています。その効果などについて救急医に話を聞きました。

鳥取大学附属病院 高度救命救急センター 上田敬博医師
「手のひらには、動静脈吻合というとこがあり、血液が心臓に戻りやすい特徴があります。よって手のひらを冷却することで、体温下げやすいというのは”若干”あると思います」

若干?熱中症対策としては、あまり効果がないということでしょうか?

鳥取大学附属病院 高度救命救急センター 上田敬博医師
「今までの研究の報告であれば、だいたい10~15度の冷却物を30分握って、そのあと30分間の運動した場合、それをしない場合よりも熱中症にならない可能性が高い報告があります。ただし、30分間なので、1時間2時間効果が持続するか疑問はあります」

熱中症予防には一定の効果はあるとのこと。
しかし、根本的な対策ではないため、やはり、基本的な対策もあわせてすることが重要だということです。

鳥取大学附属病院 高度救命救急センター 上田敬博医師
「やらないよりも効果があることは間違いないですが、それをやったことで(熱中症を)予防できるわけではない。決して過信せずに、やはり日頃の1時間に1回は休憩する、水分をとるといった一般的な熱中症は必要です」