本格的に雪の積もる季節を前に関係機関が連携を強化です。盛岡市で15日、今シーズンの除雪対策について話し合う連絡会議が開かれました。

連絡会議は関係機関が連携して道路の除雪を迅速かつ適切に行うため、毎年この時期に開かれているものです。
15日は国と県、盛岡市がそれぞれの除雪方針や除雪車の出動基準について説明し、情報を共有しました。
9月に就任した内舘茂市長は選挙の公約で「きめ細かな除雪による市民満足度の向上」を掲げました。
今シーズンはSNSを使って除雪車の出動状況を市民に発信するほか、除雪が不十分だったり深い轍ができたりして通行に支障が出ている場所を把握するため、盛岡市は参加した機関に情報提供するよう呼び掛けました。

(盛岡市道路管理課 雪対策室 武居永 室長)
「早めに通行に支障のある所を発見することで早期に追加の除雪や排雪を実施する」

また盛岡地方気象台の担当者は12月から来年2月にかけての天候について、気温は高く雪は少なめで推移する見通しだと説明しました。