乳白色の備前焼「白備前」を手がける木村玉舟(きむらぎょくしゅう)さんの窯で来年の干支「辰」の置物が焼き上がり、窯出しされました。

1207度の高温で10日間焚き続け、約3週間かけて、ゆっくりと冷ました窯が開きます。

28年前から「白備前」を手がける備前焼作家、木村玉舟さんの窯から出てきたのは、来年の干支「辰」の置物30点です。

鉄分が少ない土を使い、高温で焼き上げることで乳白色を出すのが特徴の白備前。

力強い「辰」は京都にある寺「妙心寺」の天井画「雲龍図」がモチーフです。

(備前焼作家 木村玉舟さん)「いい焼けになっていて、一安心しています。細工物としたら最高のものが出来たと思っています。来年一年健康でみんな仲良くやっていけたらという願いを込めて作らせていただきました」

「辰」の置物は来月(12月)6日から天満屋岡山店で展示される予定です。