混ぜ物をした不正な軽油を摘発しようと、中四国9県で一斉に抜き取り調査が行われました。香川県では高松自動車道・豊浜サービスエリアで行われました。

香川県の職員がトラックから燃料を抜き取り、給油した店の聞き取りを行います。

軽油には1リットルあたり32・1円の税金がかけられていて、香川県では年間92億円余りの税収があります。

不正な軽油は脱税目的が多いと言いますが、環境汚染にもつながるため使用が禁止されています。

(香川県県税事務所 藤谷俊仁さん)「エンジントラブルとかの原因につながる恐れがかなりありますので安い油に引き付けられず、正当な油を購入いただけたら」

きょう(15日)は、1時間半の調査で30台のトラックの燃料を抜き取りました。