【新潟市消防局救急課 阿部慧弥主任】
「まずは温度差をなくすことを目標に。浴室や脱衣所を暖めて」

“暖める”といっても、今すぐ浴場に暖房器具を設置しましょうということではありません。お風呂にお湯を張る際に湯船のフタを開けっ放しするだけで、蒸気で暖かくなるので効果的だということです。その時に浴室の扉も開けておくと、暖かい蒸気が脱衣所にもいきわたります。
「41℃以下を目安にお湯温度を設定して熱いお風呂には入らない。あとは、長湯をしないということですね」
熱いお湯に入ると血圧が高くなって危険だということです。
また心臓に負担をかけないように、入浴時間は10分を目安にしてほしいとのこと。
最低でも1時間以上は空けるようにしたほうが良いそうです。
「熱いお風呂はリラックスすることもできますが、体調不良をきたしやすいことも念頭に置いてもらって、お風呂を楽しんでもらいたいと思います」