盛岡市の酒蔵で今年収穫された米を使った新酒が完成し、15日、出荷が始まりました。

新酒が完成したのは盛岡市の「あさ開」です。
15日午前9時すぎ、新酒ができたことを知らせる青々とした杉玉が酒蔵の軒下に吊るされました。
「あさ開」では今年岩手県内で収穫された「銀河のしずく」の新米を使った純米酒の瓶詰め作業が、8日から始まっています。今年の新酒は10月21日から仕込みが始まり、発酵が良く進んだことから、搾り始めは予定よりも4日早い、11月5日でした。

(あさ開 杜氏 浦田聖さん)
「味わいはちょっとすっきり目なんですけど、ちゃんと新酒のインパクトというか、新酒らしさが出たお酒ができたかなと思います」

新酒の出荷は15日に始まっていて、18日ごろから県内外の店頭に並ぶ予定です。