中国人観光客の利用拡大を目指して、きょうから中国最大のチャットアプリ「WeChat」で、東京メトロなどの乗車券を購入できるようになりました。

記者
「WeChatで乗車券を購入し、QRコードを(券売機に)スキャンすると、紙きっぷが発券されました」

13億人のユーザーをもつ中国最大のチャットアプリ「WeChat」で、きょうから販売が始まったのは国内の鉄道乗車券。取り扱うのは、東京メトロ・都営地下鉄が最大72時間乗り放題の乗車券や、京成スカイライナーの片道乗車券など旅行者向けの商品です。アプリで購入した乗車券は、東京メトロと都営地下鉄、京成スカイライナーの主要駅に設置された券売機などで受け取ることが出来ます。

京成電鉄鉄道本部 松本直範計画管理部長
「中国からのスカイライナーの利用のお客様が、これまで以上に増加するものと大きく期待しています」

インバウンド向けに、クレジットカードのタッチ決済を導入する動きが広がる中、WeChatと提携することで中国人観光客の決済の利便性を高め、利用拡大につなげたい考えです。