畜産業の危機的状況 子牛価格は最大半値に
(大東牧場 森 富士樹さん)
「良かったときは(1頭当たり)20万~30万円だった時もありますが、今は子牛価格が下がっているので15万円くらい」


(大石アンカーマン)「いい時に比べて最大半分くらいまで安くなっている?」
(大東牧場 森 富士樹さん)「なってますね」

(大東牧場 森 富士樹さん)「主は牛乳だが(子牛の販売でも収入を増やさないといけないので、やはりすごく痛い打撃」

せっかく生まれた黒毛和牛の価格が下がり続けているのです。最大の原因がエサ代の高騰。


(大石アンカーマン)
「いるいる!みんな顔を出して今、餌を食べてますよ」
140頭の乳牛を飼育しているここでは、1日7トンもの牧草が必要です。


(大東牧場 森 富士樹さん)「うちは全部海外産(の牧草)」

(大石アンカーマン)「今円安で飼料代が高くなっているが経営は?」
(大東牧場 森 富士樹さん)「とても厳しい。(飼料代は)昔は売り上げの4~5割だったが今は7~8割」


倉庫に積み上がった牧草。この量でも、2か月しか持ちませんが…
