本格的な冬の訪れを前に、大雪で立ち往生した大型トラックを速やかに移動させる訓練が大分県玖珠町で行われました。
この訓練は積雪や路面の凍結で渋滞や立ち往生が発生した際に迅速に対応するため大分河川国道事務所が実施しました。
玖珠町の国道210号の水分峠付近で大型トラックが積雪などにより立ち往生、50メートルの渋滞が発生した想定で訓練が始まりました。
参加者は移動命令に基づき特殊車両で大型トラックを動かすとともに除雪車を出動させて緊急車両の通行を確保しました。
(国土交通省 大分河川国道事務所・河崎拓実所長)「大雪が降った際には迅速に対応すること、大きな交通障害に発展させないことが第一だと思う。そういった動きを今回の訓練を踏まえて迅速に行いたい」
国道10号と210号では去年12月から今年1月にかけて雪による車の立ち往生が3件発生しています。