長野市と松本市を結ぶ高速バスが、慢性的な乗務員不足などを理由に2024年3月末で廃止されることになりました。

松本市を出発した高速バスが、13日午前8時前、県庁前に到着。

勤め先に向かう大勢の利用客が降り立ちました。

今から30年前に誕生した長野と松本を結ぶ高速バス。


現在は平日のみ10往復運行していますが、2024年3月末で姿を消すことになりました。

大きな理由が人手不足です。

アルピコ交通 植松誠バス事業部長:
「当社としても例にもれず、なかなか乗務員が集まらない状況がコロナ禍以降続いている」


アルピコ交通によりますと、2020年におよそ550人いた乗務員は、この3年間で15%ほど減りました。

植松さん:
「給与面とか、客の命を預かって運行するところで厳しさを感じられているのかなと」