税金の滞納を繰り返したなどとして国会で追及を受けていた神田憲次財務副大臣が辞任しました。

神田憲次財務副大臣
「私の問題が大事な大事な国会にご迷惑をおかけすることになる事を避けたいと思いましたので、それは私の本意でもございませんし、きょう副大臣の職を辞することで鈴木大臣宛に辞表を提出したところ」

先ほど財務省をあとにした神田副大臣が取材に応じました。

政府関係者によりますと、辞任した神田副大臣の後任には自民党の赤沢亮正政調会長代理をあてる方針を固めています。

神田氏は、税金の滞納を繰り返し、代表取締役を務める会社の建物などが過去に4度、差し押さえられていたことが分かっていて、国会で謝罪していました。

内閣改造後に政務三役が辞任するのはこれで3人目となり、内閣支持率が過去最低を記録する中で、岸田政権にとっては、より一層の打撃となります。