男性が電気工事店を営みながら、娘と一緒に始めたピアノは35年。65歳で初めてのソロコンサート挑戦に密着しました。

「気の利いた年寄りになりたくて」

篠原稔さん 65歳。
「電気工事屋をやっています。ピアノのソロリサイタルをやろうかと思っているんですけれども、やらざるを得ない羽目になってしまいました」

「3歳の時に娘が(ピアノを)始めて(教室に)送っていったんですけれど、どうせ待っているんじゃ私も一緒に始めようかと思って。そんなのがきっかけで軽い気持ちで始めたんですけれどね。」

ソロコンサートはもちろん初めて。

篠原さん:
「本当は30年経ったらソロコンサートかな、30年したらソロコンサートできるくらい上手になったらいいなっていうのを言ってたんですよ。ピアノ初めて早い段階で言ってたような、もう忘れちゃいましたけれどね。多分そんな事を5年くらいたったころから言い始めたんでしょうかね」

「ズルズルしてたら先生が「いつやるの?どこでやるの?」みたいな、早く決めないともう65歳になっちゃうからって、おしりをたたかれ続けてこんな羽目になってしまった」

毎朝5時に起きて仕事前のピアノの練習が日課

妻 和代さん:
「言い出したら実行するタイプなので、まあ、しょうがないんじゃないって言ってますけれどね。間違う事もあるでしょうけれど、それは自分でやってきた中の一つなので、とりあえず本人なりに一生懸命弾ければいいんじゃないですかね」

篠原さん:
「失敗しないようにって失敗なんかするんですけれどね。失敗しても途中で止まって…」

妻 和代さん:
「途中で弾けなくなっちゃうとね」

篠原さん:
「うん、曲が流れていってくれればプロもねミスってるし、誤魔化せればいいけれど。30回出てて、(発表会)28回くらい失敗してます。うまく弾けた方が少ないくらい」

本番まであと1週間。

愛車のスポーツカーでピアノ教室に到着