高校ラグビーの聖地・花園を目指してきのう(12日)、香川県大会の決勝戦が行われました。2年連続の出場を目指す高松北と、坂出第一との試合は決勝戦にふさわしい好ゲームとなりました。

緑と黒のジャージ・坂出第一と

えんじ色のジャージ・高松北の決勝戦。

後半8分、8ー7と1点リードの高松北は、蹴りだしたボールを拾ったキャプテン普門が独走しそのままトライ。キックも決めて15-7と坂出第一を突き放します。

一方、フォワード陣の強さに勝る坂出第一は、隙を突いて出したボールを中田が持ち込みトライ。15-21でノーサイド5分前に逆転に成功します。

しかし、その1分後、再びボールを持った高松北の普門。巧みなステップで次々とタックルをかわし、ハーフライン手前から一気に駆け抜けトライを決めて20-21に。

高松北がキックも決めて22-21の逆転勝利で、2年連続花園の切符を手にしました。

(高松北 普門晃輔主将)「チームの目標は花園で勝つことなので、まだ相手はわからないですけど、自分たちのラグビー貫き通してやっていきたい」

12月27日に開幕する第103回全国高校ラグビーフットボール大会、高松北は花園での初勝利を目指します。