岡山・広島・愛媛で1年間探し続けた両親の思い

(梶谷恭暉さんの父親)
「スマホが路上に置いてあって、それ以降の足取りが分からなくなっています」
両親はこの1年、目撃情報があった岡山・広島・愛媛県内でチラシを配り、情報提供を呼び掛けてきました。

(梶谷恭暉さんの母親)
「人を探しています。見かけられたら警察へ連絡を」
公開捜査をしている倉敷警察署への情報提供は、当初は月10件ありましたが、最近は1、2件にまで減っています。

「お母さんを思い出して帰ってきてほしい」
3月で15歳になった恭暉さん。寄せ書きをくれた同級生たちは中学校を卒業しましたが、母親の時間は恭暉さんがいなくなった去年11月から止まったままです。
(梶谷恭暉さんの母親)
「去年11月13日の夕方は、恭暉の好きなから揚げを作っていたんですよ。最近ずっとから揚げを作っていなかったので、山盛りを作って待っていたんですけど」
「やっぱりお母さんを思い出して帰ってきてほしいなというのがあって…」
「今は目撃情報が全然ない状態で、今度はどこに探しに行っていいか、活動自体ができない状態にあるので、ご協力をお願いしたいと思っています」
