長野県の国宝松本城などを巡る「松本マラソン」が12日に開かれ、フルマラソンにはおよそ4200人が出場しました。

午前8時15分、松本市総合体育館前でスピードスケートの金メダリスト・小平奈緒さんが号砲を鳴らすと、ランナーが一斉にスタートしていきました。

松本市街地を巡り、42.195キロを走るマラソンの部には4200人余りが出場。

沿道からの声援を受けながら秋の松本平を駆け抜け、やまびこドームに続々とフィニッシュしました。

神奈川から参加したランナーは、「最初の方はお城や美術館がいっぱいあって楽しいと思っていたが途中から坂がきつかった」と感想を語り、千葉からのランナーは、「来年来られたら上を目指したい」と話していました。

きょうは気温が上がらない厳しいコンディションでしたが、レースを終えたランナーは、気持ち良さそうに汗をぬぐっていました。