冬の道で安全に車を運転するための講習会が12日に長野市で開かれました。

講習会は、冬の道の運転経験が少ない県外からの移住者などの事故を防ごうと、地域の公民館の依頼を受けてJAF日本自動車連盟が開き、8人が参加しました。

長野市のスキー場の跡地を使い、側溝にはまった車を引き上げる作業をJAFが実演。

さらに、雪道を再現した滑りやすいマットの上を走行中に急ブレーキをかけたらどうなるかを体験しました。

雪道を運転したことがないという東京からの移住者は、「冬の道で起こりやすいことなどを体験できたことはとても貴重な経験で危機感を持てた」と話していました。

JAF長野支部は、冬の道は危険だという意識を持って安全に車を運転してほしいと呼びかけていました。