「善光寺」の名前が付いたサトイモを使った芋煮が11日、長野市で振舞われました。

善光寺大勧進の前に出来た長~い行列。

そのお目当ては、「さといも善光寺」を使った芋煮です。

「さといも善光寺」は、栃木県の一部で栽培されてきた古い品種で、善光寺平でも普及させようと市内の農家などで作る団体が6年前から栽培に取り組んでいます。

甘さと粘り気が特徴で、今が収穫期真っただ中の「さといも善光寺」。

11日は12キロほどを使って芋煮をつくり、200人以上に無料で振舞われました。

【芋煮を食べた人は】「うまい!」「ねばねばの味がする」「そんなに煮崩れていなくて微妙に歯ごたえがあっておいしい。善光寺で食べるとなおおいしいのではないか」

今年の「さといも善光寺」は猛暑の影響で例年より小ぶりだったものの、甘さは増していて、味はいいということです。