来年全線開通100周年を迎えるJR北上線の利用促進をめざす記念のイベントが11日、岩手県西和賀町で始まりました。

これは沿線自治体などでつくる団体が100周年のプレイベントとして企画したものです。北上市と秋田県横手市を結ぶJR北上線では今、利用無料キャンペーンが行われていて、イベントの会場となったほっとゆだ駅には午前中から多くの利用者が列車で訪れました。1人1000円分の買い物券も配布され、町内の特産品を販売する出店のコーナーはにぎわっていました。主催団体の会長を務める西和賀町の内記和彦町長は「利用客増加へインパクトのある取り組みとして来年の100周年につなげていきたい」と意気込んでいました。イベントは12日も行われます。