県議会議員の同行に多額の経費がかかるとして県民から問題とする声が上がっていた香川県の海外派遣です。結局、4人の県議会議員が知事に同行し、南米に向け出発しました。
10日午前、高松空港から出発した香川県の海外訪問団です。池田知事に新田議長らが同行し、南米パラグアイでの香川県人会の式典などに出席します。
(池田豊人 香川県知事)「交流を、次の世代につながるような成果を挙げていきたい」
一方で、当初は同行する議員8人分だけで約2100万円の経費がかかる計画だったため、市民から見直しを求める声が上がっていました。結局、議員4人が辞退するなどしたため、経費は700万円余りとなりましたが、海外派遣の在り方が問われる中での出発となりました。
(香川県議会 新田耕造議長)「海外へ行っていろんな知見を吸収するというのは絶対必要だと思います」
「Q.県民の納得は?」
「それは納得していただかなければいけないと思います」
(リポート 古川豪太)「多額の税金を使って行く意味はあるのか。多くの人々から疑問の声が上がった香川県の海外派遣。県民を納得させるだけの成果が求められます」