JR四国が香川県高松市国分寺町の端岡駅を無人化することについて、高松市の大西市長は現時点ではやむ得ないと容認する考えを示しました。

端岡駅の無人化は、JR四国が業務の効率化を図るため2024年3月までに実施すると発表していたものです。端岡駅は高松市ではJR高松駅に次ぐ利用者の多い駅で、市は交通の結節拠点として駅周辺の整備を検討していました。

きょう(10日)の定例会見で大西市長は、10月末、協議した結果、JR四国からは「現時点での撤回は難しい」との回答だったと明らかにしました。

(大西秀人 高松市長)「誠に残念ではございますけれども経営主体であるJR四国の総合的な判断ということで、現時点ではやむを得ないものと考えているところでございます」

大西市長は端岡駅の整備を実施する際に、あらためて有人化についてJR四国と協議を行いたいとしました。