「咳止めが錠剤をはじめ漢方薬もほとんどありません」深刻な咳止め薬の不足

いま、全国でインフルエンザ患者に処方する咳止め薬が不足している状態が続いているといいます。
中野脳神経外科・総合内科内科クリニック 中野朝子先生
「咳止めが錠剤をはじめ漢方薬もほとんどありません。お薬が無いのでお断りしなければならなかったり、他のお薬に変えたいのですが、他のお薬もありませんので大変困っております」

クリニックでは、通常1回に2錠ずつ服用する咳止め薬を1錠ずつに変更するなど、薬が少しでも多くの患者にいきわたるように様々な工夫していてこれからも「患者の増加」と「薬不足」2つの問題に対応を迫られることになります。

医薬品の不足は新型コロナの流行で始まりましたが今年はインフルエンザが異例の早さで流行している影響で拍車がかかっています。県内の調剤薬局でもせき止めや痰を出しやすくする薬が足りず、薬剤師は流行のピークを前に危機感を募らせています。