長野県内のインフルエンザの感染者は7週連続で増加し、県は県は1999年の調査開始以来、最も早く、全県にインフルエンザ警報を発表し、注意を呼び掛けています。
インフルエンザの感染者数は10月9日の週は、1医療機関あたり7.53人で、10人を下回っていましたが、その後、週ごとに増加。

8日に発表された10月30日からの1週間の感染者数は、前の週より9.86人増え1医療機関あたり32.89人と、警報の基準値である30人を超えました。

保健所別では、北信が54.20人と最も多く、次いで伊那が45.63人、上田が41.25人となっていて、長野市・松本市など4つの地域を除く全ての地区で警報レベルに達しています。
県によりますと、10月30日からの1週間で、県内の5つの小中学校と、1つの幼稚園で休校・休園となったほか、保育所や高校も含め学年閉鎖が31、学級閉鎖は87に上り、いずれも前の週より増加しています。

一方、新型コロナの感染者は1医療機関あたり5.84人で、前の週に比べ減少しました。














