岩手県内のインフルエンザの患者数の平均は前の週と比べて倍増していて、流行注意報が出される基準が目前となっています。

県内に63ある定点医療機関のインフルエンザの患者数の平均を保健所別にみると県央が24.00人、奥州が11.00人盛岡市が10.55人で2桁と多くなっています。県全体の平均は9.51人で前の週の2倍近くに増えインフルエンザ流行注意報が出される10.0人が目前です。県や盛岡市は、手洗いやマスク着用などの対策をとるよう呼びかけています。

一方で新型コロナウイルスは県全体の平均が3.14人で前の週と比べて0.72人下回り9週連続の減少となりました。県感染症情報センターは感染状況は落ち着いているものの、高齢者や基礎疾患のある人は対策を続けてほしいと呼びかけています。